備えあれば憂いなしこそが養生の基本 ♯002 酸、苦、甘、辛、鹹の『五味』にはそれぞれ効能がある☆
さて、養生の基本的な考え方は、好きなものを食べられなくなる事ではなく、好きなものを好きなときに食べても、好きなことを好きなときにしても、びくともしない【体】と【心 (魂)】作りが【養生 ようじょう】です。
全てを完璧にする事が目的ではなく、できそうだと思ったことを取り入れてみてください。
そうすることで、不調の時でもそれほど酷くなく、なんとなく元気に暮らしていける古の日本人みたいに暮らして行ければ良いな~と思っております^^
それでは、♯002の今回は知識編です。
【五味】と言う言葉を耳にしたことがありますでしょうか?
五味とは、
酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(塩からい味)の五つの味のことです。
これ以外に【淡味 たんみ】というのもありますが、甘味と一緒にされることが多く、六味ではなく五味と言います。
五味とは、もともと味そのもののことを指していましたが、そこに経験が蓄積されて理論も集約されるにつれ、食材が持つ効能によって、分類されるようになりました。
例えば、『食べたら元気がついたから、これは甘味だな』と言うように、結果から味が決められていったのです。
そのため、『元気がついてイライラしなくなった』などの2つの効能が認められることもあり、1つの食材にいくつかの味があるという場合があります。
また、実際に口にしたときの味と定義が一致しないこともあります。
例えば、2つの効能がある食材には、魚類の【ぶり】がありますが甘味と酸味に分類されます。
また、実際に口にしたときの味と一致しない食材には、【まぐろ】や【きゅうり】がありますが、どちらも甘味に分類されています。
上記の五行相関図には甘味の位置に晩夏の季節になっていますので、夏真っ盛りの時期に最も食するタイミングだとわかりますね☆
このように、食べるタイミングを五行の通りに当てはめていくことで元気な身体を維持していくことが出来るのです^^
これを知るだけでも食への意識が大きく変わっていきますよね☆
参考にしていただければ幸いです。
【キューカンバー (きゅうり) 】
夏の救世主!熱中症の救世主!汚名返上はこれからハーブ☆
【ジェンダー】:女性
【支配惑星】:月
【支配元素】:水
【秘めたパワー】:純潔・貞節、治療・治癒、多産・豊穣
【魔法の使い方】:きゅうりの実を食べると強い情欲が抑えられます。
皮を額にの上にピタッと貼るように置くと頭痛が和らぎます。
種子を食べると妊娠しやすくなります。
ここ近年、きゅうりには栄養素が無いとギネスにも載せられているほど勘違いをされています。
それは欧米人種であって、日本人は別の話なのです^^;
食べ物とは、全ての人間に合うわけではありません。
例えばヨーロッパで【ひじき】は体に悪影響を与え毒素となりますが、日本人には栄養に変換されます。
欧米人には海産海苔は消化ができないので食べられませんが、日本人は消化できる微生物を持っているので気にせず食べられます。
それと同じように、欧米人にはきゅうりの栄養素をほとんど栄養に変換できないのが本当の理由だったのです☆
きゅうりの表皮のグリーンにはβカロテンが含まれています。
抗発がん作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあると言われています。
そして、カリウムが豊富で利尿作用があり、むくみの解消のみならず、熱中症になるメカニズムから利尿作用で守ってくれるのです。
きゅうりのカリウムはナトリウムを排出する役割があり、高血圧に効果があります。
更に、体内の水分量を調整してくれるので、過度な発汗を抑制し、水分補給の遅れを助けてくれる事に加え、身体を冷やす効果があるので、アルカリ性に偏りすぎて体調を崩すことも防げるのです。
なにより水分が豊富なので、嫌いじゃない人は是非とも真夏の見方にして頂きたい心強いハーブです^^☆
see you again☆
暑さで疲れた身体を癒してくれるローズペタル☆
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☆フラクタルメンバーのお喋りコーナー☆