備えあれば憂いなしこそが養生の基本 ♯015 他人はあなたとは違う人。自分の心は自分で見てあげて
『他人は理解してくれない!』
という人がいますね。しかし、他人は他人というのが現実。私とあなたが思い描くリンゴが違うように、同じように考え、同じように感じることは絶対にできません。
他人を理解し、共感し、想像することはできても、同じ体験をして、その記憶に同じ重みをつけて、同じように感じることはできないものです。
究極的には人間は孤独です。
だからこそ自分でケアしてあげないといけません。
周囲に理解のある人がいる環境が整ってる人は、とてもラッキーです。その環境に感謝し、素直に甘えて、その幸運を享受しましょう。
しかし、ほとんどはそうはいきませんよね。
だからこそ、傷ついた【心の骨折】を治すには治療と休養が必要なことを理解して、行動してあげてください。
何よりも自分のためにです☆
【心のだるさは、ノートに書くことで整理して】
心の倦怠感について古典を見てみると、『常に気を使い過ぎる人、常に謀慮(あれこれと策を巡らせること)深い人、常に思い悩む人、常に優慮(心配すること)する人は、心を疲弊させる』
と書かれています。
これらをしてはだめというのは、なかなか難しいですが、まずはこうしたことが心のだるさを生み出す要因になることを理解しましょう。
あれこれと悩んで気持ちが沈んでしまう人は、悩みをノートに書いてみるのがオススメです。
まずは、悩みを客観的に見ることで、気持ちを整理できるようにしましょう☆
【絶対にやってはいけないこと!】
それは他人と自分を比べてしまうことです。
例えば、他人ができてるのに自分はできてない。
こういうことで落ち込んでしまう方々が多く見受けられますが、こんなことはあたりまえな事で、自分にできる事をすれば良いだけなのです。
自分の運命の道は他人には歩めなくて自分にしか歩めないもの。
なので、できる事や、やるべき事も全く違ってくるのは自然な事なのです。
家族ですら、親と子の人生も運命も全く別物なのに対して、他人となれば尚更比べ物にならないほど別なものです。
もし、他人と比べた事で自分の自信を失ってしまった人がいれば、再び自分にできることを追求してみてください☆
see you again☆