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備えあれば憂い無しこそが養生の基本 ♯009 月経痛の原因がストレスの場合、月経前から痛みます

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さて今回も、その事柄の原因や症状などの説明を記していきます。

 

【月経トラブルがある人は、タイプを知っておきましょう】

 

月経トラブルの原因は人それぞれですが、何がトラブルを引き起こしてるのかによって、4つのタイプに分けることができます。

 

それぞれのタイプにより、トラブルの症状や緩和する対策が異なるので、自分がどれに当てはまるのかを把握しておくとよいですね。

 

1、ストレスタイプ

 

・イライラや憂鬱など感情の波が激しく、ため息が多い

・お腹の張りや月経前に胸が張って痛む

・下痢と便秘を繰り返す

 

 

2、冷えタイプ

 

・寒がりでむくみやすい

・エアコンの風が苦手

・冬にしもやけになることがある

・トイレが近く、軟便や下痢もしばしば

・おりものの量は多いかサラサラ

・冷たい飲食物が苦手

 

 

3、ドロドロ血タイプ

 

・足は冷えるのに、頭や上半身はのぼせる

・クマやシミができやすい

・ひどい月経痛に加えて肩こり、頭痛もある

・唇や歯ぐき、舌の色が紫や黒っぽい、舌に紫や黒のシミが見られることもある

・痔がある

子宮内膜症子宮筋腫がある、または高脂血症や梗塞があると病院でいわれたことがある

 

 

4、血不足タイプ

 

冷え性で乾燥肌

・髪がパサパサで、ツヤがなく枝毛が多い

・貧血がある、なくても月経後に頭痛やめまい、ふらつきがみられることがある

・階段を上がるぐらいで動悸がする

・月経周期が乱れやすい

・爪が弱くあざができやすい

・便秘気味

・不安感が強い

・睡眠の質が悪い

 

 

 

【月経痛の原因がストレスによるタイプの場合】

 

月経前に胸やわき腹が張って痛み、痛む場所や痛みの程度が変化しやすいのが特徴です。

 

月経前からおなかが張り、痛みが始まり、月経が始まると痛みが楽になります。

 

身体のエネルギーである気は、体内を滞りなく巡っているのが正常な状態ですが、この気の流れが精神的なストレスの影響で悪くなると、詰まったホースのように、身体のあちこちで突っ張るような感覚を伴う痛みが起こります。

 

おなかが張る、こめかみが張るように痛む、月経前に胸が張って痛いといった症状も気の巡りの低下によるものです。

 

ストレスで悪化するのも、このタイプの月経痛の特徴です。

経血は、やや黒っぽいことが多いです。

対策は下記を参考にしてください。

 

 【良い香りでリラックスして月経痛を和らげて】

 

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月経痛の原因がストレスによるタイプに焦りは禁物です。

時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

 忙しいときも、意識して散歩する、深呼吸する、楽しい時間を過ごすなど、ゆとりを大事にしてください。

 

草木などに直接触れながら散歩をするのもオススメです。

 

『気が詰まる』という言葉があるように、圧迫された空間や環境に長い時間いると気の巡りを悪化させるので、動いたり場所を変えるようにしてくださいね。

 

食生活では、とにかく好きな香りを見つけること。

それを食べたり飲んだり、アロマとして使ってみてください。

 

香りの良い野菜、オレンジ、みかんなどの柑橘類、ミント、ローズ、ラベンダーなどのハーブティー、アロマオイルも大変効果的です。

 

 

 

【月経痛の原因が冷えによるタイプの場合】

 

月経初日から痛みがあり、絞るような痛みだったり、冷えを伴う持続性の弱い痛みだったりします。

 

また、身体が冷えると悪化し、下腹部を温めると和らぎます。

【寒いと痛いのはなぜ?】と思うかもしれませんね。

 それは、次のように考えてください。

寒いときに外に出ると身体を縮こめたくなりますね。

 

冷えは、組織をギュッと収縮させる作用があるので、冷えてしまうと全身の血流が悪くなります。子宮周辺の血流も悪くなるので、痙攣のような症状を伴って、下腹部が痛むというわけです。

 

そして、冷えタイプの経血は、薄い赤色もしくは暗い赤色をしています。

対策は下記を参考にしてください。

 

 

【月経痛の冷えタイプは、身体を温めることが第一です】

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冷えタイプの月経痛に核当した人がまずすべきことは、温かい服装をすることです。

 

ファッション重視で寒い服装をするのは不健康のもと。

そして体温より冷たい飲料はなるべく避けてください。

外食でも水の凍りは必ず抜いておきましょう。

 

月経期間中は、とくに冷えに注意。

間違ってもアイスを食べたり、プールに入ったりしないでください。

できるだけ湯船につかることもお忘れなく。

 

食生活では、ねぎたまねぎにんにくりんごごまシナモン胡椒など、温めるものを積極的に摂りましょう。

 

 

 

【ドロドロ血タイプの月経痛は痛みが強い】

 

子宮内膜を作る血がドロドロになっていると、不要になった内膜がスムーズに排出されません。そのドロドロ血の停滞が、月経の痛みを引き起こします。

 

悪化すると【刺痛 しつう】といって、刺されたような痛みを伴うようになります。

 

痛みは月経の2~3日前からはじまり、月経の2日間が痛みのピークです。

刺すような、あるいは絞られるような強い痛みが特徴で、傷む部位が決まっていて、はっきりとわかります。

 

血のかたまりが出た後は、楽になることが多いです。

 

経血の色はどす黒く、レバー状のかたまりが多く混じり、手のひらに乗るほど大きなかたまりになる人もいます。

 

対策は下記を参考にしてください。

 

 

【ドロドロ血タイプは、食事の見直しと適度な運動を】

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まずは、ドロドロ血を改善すること。

それには、適度な運動とバランスのとれた食事が何よりも大切です

 

特に砂糖が多いお菓子や菓子パンには注意してください。

 

1日1個なら良いかなと食べていると、一月で30個になります。

食べたら食べた分だけ血がドロドロになると思って、週末だけにするなどしてくださいね。

 

血を巡らせる、にんにくしょうが玉ねぎらっきょうさんまなどの青魚いか黒きくらげシナモンさくらん黒豆などを摂りましょう。

 

 

 

【血不足タイプの月経痛は鈍痛がだらだら続きます】

 

血不足によるタイプは、重だるい鈍い痛みが続き、痛いところをさすると楽になり、だるさや眠気を伴います。

 

月経が終わりかけの頃に痛みや倦怠感が強まり、終わってからも痛みが続きます。

経血の色は薄く、さらっとしています。

 

これは、体内を巡るエネルギーの気や、栄養を運ぶ血が不足することで、子宮や卵巣に栄養やエネルギーが届かないためです。

 

すると、女性ホルモンの力も弱くなり、月経周期の乱れや経血が減少します。

 

その結果、月経中に身体がだるくなったり、疲れやすくなったり、鈍い痛みを感じやすくなるのです。

 

対策は下記を参考にしてください。

 

【血不足タイプは十分な休息と睡眠を】

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月経痛の原因が血不足によるタイプは過労を避けて、休息や睡眠を十分にとりましょう。

 

血を十分に巡らせるために、軽い運動やストレッチと深呼吸を意識してください。

ただし、激しい運動は禁物です。

 

食生活では、御米やまいも類にんにくきのこ類うなぎえび牡蠣黒豆小豆くるみ黒ごまなどを摂りましょう。

 

 

 

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