年神様を迎える準備
12月13日を越えてから、いよいよお正月の準備を施す家庭も増えてきたのではないでしょうか。
しかし、この忙しい現代ではなかなか昔のように準備ができない家庭も多くなりました。
そこで、忙しい中でも是非施してほしい準備があります。
それは【しめ飾り】です。
このしめ飾りと言うのは【神様を迎えるのにふさわしい神聖な場所】と言う意味があり、神様の占める場所と言う意味で古から受け継がれてきた施しです。
しめ飾りの中には【前垂れ】【輪飾り】【玉飾り】と色々ありますが、それぞれに意味があります。
前垂れ飾りは子孫繁栄、子宝などの恩恵を。
輪飾りは家庭円満、家内安全、人徳などの恩恵を。
玉飾りは1年を栄える恩恵を。
それぞれの家庭にあわせて選んでもらうと良いでしょう☆
飾るタイミングは?
これ、とても重要なのです。
前回の記事にクリスマス・イヴを綴ったのはこれが理由です。
しめ飾りのタイミングはクリスマスが去る翌日26日が最も良いとされています。
そして、最も避けたい日にちが29日(二重苦)となると言われてることから29日までに飾れない場合は、それ以降の飾りは一夜飾りとなり避けた方が良いとされています。(地域にもよる)
そこで、しめ飾りは遅くても【28日の日没(17:00)】までに飾りましょう。
古来からの行事になりますので一日の始まりも日没からになるからです。
なので、クリスマスの翌日に飾るのが絶好なタイミングと判断されると良いですね。
こうして年神様をお迎えして一般的に正月の1月7日(地域による)を過ぎたら外し、地域の神社などで【左義長 どんど焼き】で焼き納め正月の行事は終わりとなります。
地域の神社でどんど焼きを行ってない場合は燃えるゴミでも大丈夫ですが、袋は別にし、白い紙などに巻いて、お酒をかけて処分しましょう。
それでは、気持ち良く「ゆく年くる年」をお迎えください^^
see you again☆