羊大夫(ひつじだいゆう)とイエス・キリスト
さて今回は、久しぶりに謎解き記事です☆
もしかしたら、ヤフーブログから移転してから初めての謎解きかも知れませんね^^
フラクタル伊勢神宮旅行企画から1年3ヶ月が過ぎて、コロナがなければ次回は京都にしていましたので、コロナが収まり京都旅行が実現した際には、また別の視点で楽しめたらな〜と思い、謎解きの内容を伏見稲荷の創建した人物はだれなのか!?をサラッと記事にしました☆
既に題名がネタバレですが笑
世界遺産で富岡製紙工場が登録されたのは記憶にまだ新しくあると思います。
その近くに実は古代遺跡が結構ありまして、関東には古墳や埴輪等含めて色々な遺跡があるのですが、特に【群馬県】には、日本における【三大石碑】の1つに【多胡碑 たごひ】と言う石碑があります。
レーザースキャンした画像の一部です☆
この多胡碑の碑文に書かれてる人物で【羊大夫 ひつじだいゆう】という人物が出てくるのですが、石碑に書かれてるくらい影響力のある人物と推測が出来ます。
羊大夫がいたのは【奈良時代】当時は政治の中心である奈良大和まで通っていた有名な役人だったと書かれているのです。
わざわざこの距離を通ってたという時点で人間技ではありませんよね☆
そこで群馬県には、その羊大夫の古墳が存在します。
その古墳を江戸時代に発掘部隊なる組織が掘り起こしたところ、色々な副葬品が出てきたと記録が記してあり、その副葬品には見慣れないものがあったと記されていました。
江戸時代の書物では、珍しい物を集めた【甲子夜話 かっしやわ】という古今東西の話を集めた本があるのですが、そこには、『羊大夫のお墓を調べたらこんな物が出てきましたよ』っていう内容の本が特集のように別巻で存在しているのです。
その本の中で特に謎の副葬品とあげられていたのが、『見たことのない字が書かれた物があるけど、これはなんだろう?』で終わってる文があったのです。
その副葬品の謎に触れることなく年月は過ぎ、
今日、その副葬品を専門家が調べたところ、謎に終わってた副葬品にアルファベットの文字が書かれていました。
そのアルファベットは【I・N・R・I】と書かれていたのです。
これは西洋美術に関心のある方なら、これを見た瞬間に『オッ!これは!』と思うでしょう。
西洋美術では一体どこに書かれてるかと言うと下記の画像のように描かれているのです。
イエス・キリストの十字架の上に描かれているのです。
さて、このINRIとはどういうことかと言うと。
これはイエス・キリストが十字架に掛けられた話なので、聖書にも書かれてるものなのですが、イエス・キリストが十字架に掛れた時に、十字架の上に【罪状板 ざいじょうばん】が記されているのです。
なぜ、イエス・キリストが処刑されなければいけなかったのか?
その罪について書かれているものということです。
どのような罪として書かれているのかというと。
【IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM】
つまり、
大工の息子がユダヤの王と自称し民衆をかどかわした。
ということがラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語の3つの言語によって4文字で略されているのです。
さて、
それがなぜ、羊大夫なのか?
隠れ切支丹?
でも時代は奈良時代です。
日本でキリスト教を広めるのはザビエルによって広まったとされていますが、16世紀よりも数百年前にキリスト教が伝わっていたのか?
そして、この羊大夫の時代に【INRI】が伝わってたことで面白いのが、I イエス N ナザレのNを母音読みにすると?
【INaRI】=イナリ
となります。
イナリと言うと御存知の通り、イナリ=稲荷神社であり、この日本で最も多い神社が八幡神社についで稲荷神社とされています。
このお稲荷さんで一番古いのが京都の伏見稲荷で、それを創建した人物がユダヤ人で原子キリスト教の【秦氏】です。
つまり、稲荷神社=イエス神社?となる可能性が出てくるのです^^
奈良時代の日本には羊などいないのに、なぜ羊の字が使われていたのか?
また群馬の【群】という字は、そこに【羊】と言う字が入っています。
また群馬の字には【羊】と【馬】があり、イエスは馬小屋で生まれた。
更に、多胡碑となってる【多胡】という地名があるのですが【胡】と言うのは、いわゆる外国を表す字なのです。
言葉として、【胡人】と言えば大陸から渡ってシルクロードから来た人達のことを【胡人】と言います。
その人達が沢山いた土地だから【群馬】とされたのです。
そこに羊の名を持つ人の墓から【INRI】が刻み込まれた石碑が出てきたとなれば。。。^^
お稲荷さんとは【ウカノミタマ】という神様です。
ウカは食べ物の神様で【豊受大神 トヨウケノオオカミ】と同一神であります。
豊受大神は伊勢神宮の外宮の神様で伊勢神宮によく行かれる方は馴染みのある神様ですね☆
【天照大神 アマテラスオオミカミ】のお食事をご用意するために呼ばれた神様であります。
しかし、この豊受大神。。。
伊勢神宮の伊勢神道という独特な思想がありまして、その神道の思想からすると、豊受大神は単なる食料の神ではない。とされており、その正体は更に上の【国常立大神 クニトコタチノオオカミ】で日本書紀に最初に出てくる神様。もしくは【天之御中主大神 アメノミナカヌシノオオカミ】これも古事記に最初に出てくる神様。だとされているのです。
いわゆる、全ての八百万の神様のトップにいる神様ですよ。
とされているのです。
これが伊勢神道の考え方なのです。
なので、外宮の神様はある意味アマテラスオオミカミよりも上の神様と外宮の神職の方々は皆さんそう主張されているのです。
では、それっていったいなんなの?
考えたら。。。
最初に現れた神様です。
八百万とは言え【最初に現れた神様】ということは、この時点で、
一神教となるわけです。
あれ?どこかの宗教と似てないですか?笑^^
お稲荷さんの謎はまだまだ深く今回のはほんの触りです☆
これから京都の伏見稲荷、また伊勢神宮に行かれる時は、このような目線で見るのも面白いかもしれませんね^^
see you again☆